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山東経済学院
現地調査日:2006/12/29
6.コメント
以下、06/12/29執筆
●済南市の東南の郊外にある。市中心部まではバスで30分ほど。
●留学生の受入れは98年に始めたばかり。現時点では提携関係にあるドイツの大学から各学期に10人の交換留学生が来ているだけで、日本人も含めて他国の留学生は一人もいない。日本語を一切使わない環境が実現できる。
●名前は「経済学院」だが、中国の多くの大学と同様にこの大学も総合大学で、外国語学部日本語学科もある。事実上初の日本人留学生になるので大歓迎されることだろう。
●この大学のすごいところはすべての教材を自主編集しているところだ。実際に見せてもらったがワープロソフトですべて手作りし、プリントアウトしたものを製本している。この方法のメリットは毎年の学生に合わせて編集のし直しができることだ。
●学費は全国でもトップレベルの安さ。1学期5,600元で、しかも1週間26コマ。1コマあたりの学費では調査した大学の中で最も安い。
●経済を主とする大学であることを意識してか、一般にある観光地などへの小旅行の他に、周辺企業への参観も行っている。
●教材を編集できるノウハウと、経済系大学である強みを活かして、今後は商務漢語系のコースを開設してくれることを期待したい。
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